TOP› 法務・ポリシー› AI利用・公開情報分析に関する方針
← 法務・ポリシー一覧に戻る

AI利用・公開情報分析に関する方針

制定日:2026年4月30日 改訂日:2026年5月1日
ALTEVO株式会社 代表取締役 田熊 莉沙

ALTEVO株式会社(以下「当社」)は、AIを活用して企業の経営課題、マーケティング課題、業務課題、M&A・事業承継上の論点を整理し、クライアントの意思決定を支援します。当社のAI利用は、人間の判断を代替するものではありません。AIが提示する内容は経営判断、法務判断、税務判断、投資判断等の専門判断を確定するものではなく、最終判断はクライアントおよび必要に応じて専門家が行うものとします。

1. AIにより行うこと

  • 企業公開情報の整理・分析
  • 経営課題の仮説抽出とレポート作成補助
  • マーケティング施策の分析・提案補助
  • 広告効果測定レポートの作成補助
  • M&A・事業承継に関する論点整理
  • デューデリジェンス資料の整理補助
  • 提案書、診断書、レポートの作成補助
  • 契約書、規約、方針文書等のドラフト作成補助
  • Genesis AIを通じた経営課題の自動診断・チャット相談対応

2. 取得・分析する情報

当社は、クライアントの同意を得た場合に限り、以下の情報を分析することがあります。

  • クライアントが入力した会社URL
  • 企業Webサイト上の公開情報
  • 公開SNS情報・公開プレスリリース・公開求人情報・公開口コミ情報
  • クライアントが自ら提供した資料

3. 取得しない情報

  • ログインが必要な情報
  • アクセス権限のない情報・非公開の顧客情報・競合他社の秘密情報
  • 個人の信用情報
  • 法令または利用規約に反して取得される情報

4. 入力データの取り扱いと非学習保証NEW

当社は、クライアントのデータプライバシーを最優先事項として位置づけます。

4-1. AIモデルへの再学習禁止

当社がGenesis AIその他のサービスにおいて利用するAI基盤モデル(Anthropic Claude API、Google Gemini API等)は、いずれもエンタープライズ向けAPIを通じて利用しており、ユーザーが入力したプロンプト・会話内容・提供データが、AIモデルの再学習・ファインチューニングに使用されません。各プラットフォームの利用規約・データ処理契約に基づき、この非学習設定を徹底しています。

【確認済み非学習設定】
・Anthropic Claude API:利用規約第6条に基づき、APIを通じた入力データはモデルトレーニングに使用されません。
・Google Vertex AI / Gemini API:Data Processing Addendum(DPA)に基づき、顧客データはGoogleのモデル改善に使用されません。

4-2. データの保存と保持期間

  • Genesis AIのチャット履歴は、セッション終了後に保持されません(ステートレス設計)。
  • お問い合わせフォームから受信したデータは、当社GCP環境内にのみ保存され、AIモデル提供者には共有されません。
  • クライアントが明示的に同意した分析目的を超えてデータを使用しません。

5. 著作権・AI生成物の権利帰属と責任の所在NEW

5-1. AI生成物の著作権

当社がAIを活用して作成したレポート、提案書、診断書、コンテンツ等(以下「AI生成物」)について、以下の通り取り扱います。

  • 当社がクライアントに納品するAI生成物の著作権は、当社とクライアントの契約に基づき帰属します。原則として、当社の業務指示・編集・監修を経た最終成果物の著作権は当社に帰属し、クライアントへのライセンスを付与します。
  • AIが生成した素材をそのまま使用する場合(プロンプト入力者のみが関与し人間による創作性が認められない場合)は、現行著作権法上の保護が及ばない可能性があることをご承知おきください。
  • 第三者の著作物をAIが参照・引用する可能性があります。当社は商業利用に際して一次確認を実施しますが、AIの学習データに由来する侵害リスクを完全に排除することはできません。懸念がある場合は専門家(弁護士)へのご相談を推奨します。

5-2. 免責事項(リスクの所在)

AIによる分析・提案・診断結果の利用に際し、以下の免責事項を確認してください。

  • AIによる出力内容の正確性、完全性、最新性、特定目的への適合性を保証しません。
  • AI生成物に基づく経営判断・法務判断・投資判断等により生じた損失・損害について、当社は法令が定める範囲を超える責任を負いません。
  • AIの「ハルシネーション(事実と異なる情報を生成する現象)」の可能性を認識した上でご利用ください。重要事項については必ず一次情報での確認を行ってください。
  • 法務、税務、会計、労務、登記、許認可、M&A契約等については、弁護士・税理士・公認会計士等の専門家レビューを前提とします。

6. 透明性と説明責任NEW

6-1. 技術アーキテクチャの開示

当社のGenesis AIは、以下の技術的手法を組み合わせて実装しています。透明性の観点から、その概要を開示します。

  • RAG(Retrieval-Augmented Generation):AIの回答精度を高めるため、当社が構築した知識ベース(ALTEVO独自の経営分析ナレッジ、業種別課題データ等)をリアルタイムで参照し、根拠のある回答を生成します。AIが「なぜそう答えたか」の根拠を、可能な範囲でユーザーに提示します。
  • ファクトグラウンディング:回答に際し、参照した情報源・知識ベースのカテゴリを明示する設計としています。
  • 人間によるレビュー:AIが生成した重要提案・診断レポートは、当社担当者が内容を確認・編集した上でクライアントに提供します。AI単独の判断によるサービス提供は行いません。

6-2. AIの限界とバイアスへの対応

  • AIは学習データに内在するバイアスを持つ可能性があります。特定の業種・地域・規模に偏った推奨が生じうることを認識し、多角的視点からの検証を実施します。
  • AIが確信を持って答えられない事項については、「不確かである」旨を明示する設計としています。
  • ユーザーからのフィードバックを収集し、AIの回答品質の継続的な改善に活用します(フィードバックデータはモデル再学習には使用しません)。

7. 専門家レビュー

法務、税務、会計、労務、登記、許認可、M&A契約等に関する事項については、必要に応じて弁護士、税理士、公認会計士等の専門家レビューを前提とします。

8. 本方針の改訂

AI技術の急速な発展および法令・ガイドラインの整備に伴い、本方針は適宜見直しを行います。重要な改訂を行った場合は、本サイトへの掲載をもってお知らせします。

本方針は、経済産業省「AI事業者ガイドライン(第1.0版)」、内閣府「人間中心のAI社会原則」、総務省「AIサービス利用規約ガイドライン」の趣旨を踏まえて策定しています。

ご質問・ご不明点:info@altevo.jp